結局地下もメジャーもヲタクと繋がる件
推しのスキャンダルは推しへの営業妨害だけじゃなくヲタクの人生妨害
7年推してた推しが熱愛文春されて、1ヶ月が経った。
正直、まったく傷は癒えないしただでさえ熱意のない仕事に未だにまったく熱意が起きない。
彼はいわゆる軸推しで、推し増しをしてもその彼はずっと自分の中で1番だった。
時間が経てばなんとかなると思ってたのに、ダメだ、なんていうか全然許せない。
許せないっていうのは文春に対してと、以前書いた推しのその後の対応に関して。
推しのことは以前書いたから割愛する。
文春に関しては彼らの仕事自体を否定してるわけじゃない。
実際犯罪とか不倫とか社会的制裁を受けるべき悪事を暴露していることも多い。そういう報道はこれからもしてほしい。
だけど推しに関しては、密かにお互いの家に通い合っていただけなんだから、そっとしておいても良かったんじゃないのと思ってしまう。
なぜこんなに許せないって言ってるのかというと、前も書いたけど今回のスキャンダルで自分の幸せだった思い出まで全部辛くなったから。
これって例えば7年前に初めて食べて好きになった食べ物があって、
だけどその食べ物にトラウマになるような何かひどいことをされて嫌いになって、
その後今まで食べてきた時の記憶まで思い出すと気分が悪くなってしまうっていうことだと思う。
もうグループごと他界しようと思うんだけど、このどうしようもない怒りはどうすればいいのか、どうやったら消えるのか誰か教えてほしい。
他の推しにハマればって思うかもしれないけど、現場の時くらいしか忘れられないし、今現場もないしなあ。
8ヶ月ぶりに現場に行ってきた話
ヲタ活にしか本気になれないのが虚くなった件
先日、推しと初めてオンライン接触をしてきた。
それ自体はすごく楽しかったんだけど、終わった瞬間モヤモヤと虚しさが襲いかかってきた。
「私はなにをやってるんだ」という気持ちになってしまった。
おそらくリアル接触なら前後の雰囲気も楽しみつつ寄り道して帰ったり、周りのファンの雰囲気もワクワクさせる要素になるのでそんなことは起きない。
だけど、オンラインだと終わった瞬間に部屋に1人なのでネガティブなことを考えてしまう。
この時のために早起きしてシャワー浴びてメイクして髪セットして照明やカメラの角度調整してやり取りの内容考えて…
なんでこの情熱を仕事に回せないんだろうと勝手に落ち込んでしまった。
元々は仕事に熱中して役職者になろうとか、出世してやろうという気で入社した。
だけど要領が悪い自分はその気でも実際にはダメダメで、気付けば心身共に疲弊し潰れてしまった。
療養期間を経て復帰したけどその後は「やっぱり自分には分不相応な目標だった」とか
「よく考えるとそこまで目指したいものじゃなかった」とか気付いた以上に、仕事に熱意が湧かなく目標もなくなってしまった。
今も仕事に手を抜いてるわけではないつもりだし、やっててよかったと思う時もあるけど、心にぽっかり空白がある感じ。
それと自分の中で「仕事には全力で取り組まなくてはいけない」という強迫観念みたいなものがあるからか、今の自分に罪悪感がある。
でも別に仕事はそこそこにして趣味に没頭している人を否定しないし、むしろ素敵な生き方だなと思う。
だけど自分には罪悪感を感じる。
でも最近、まだヲタ活だけでもギラギラできてるだけ幸せなのかなと思えてきた。
ヲタク達を見ていると、本気のギラギラした目を感じる時があるし、なんならTwitterとかの画面越しにも感じる。
その気持ちは推しをもっと人気にしたい、認知されたい、繋がりたいとか様々だけど、私はそういう目つきが好きだったりする。
仕事だと分不相応な夢を見ると不幸になりがちだけど、追っかけの世界ってそういう「繋がりたい」とか「付き合いたい」とか叶わなそうな夢を見たって幸せでいられたりする。
もちろん借金とかして身を滅ぼしてる場合は別だけど。
何かにギラギラできるってないよりはなんでもいいからある方がいいのかな。
でもやっぱり自分を責めてしまうから仕事にも少しギラギラしたいな。
某アイドルの音源サイレント欠席問題について
ある界隈で、推しではない私ですらめっちゃモヤっとした事件があった。
※かなり長くなるので注意してください!
ある男性アイドルグループが最近出したシングルに収録されてるカップリング曲について、
1人のメンバーが雑誌のインタビューでした発言が物議を醸し出している。
「実は体調不良でレコーディングに参加できませんでした。悔しかったですが次は頑張ります」と言ったコメントだった。
この発言で界隈は荒れた。
なぜならこの彼が音源に参加していないことは、ここで初めて明かされたからだ。
SNSを見る限りファンが批判してる点はだいたい以下の通り。
①あたかも全員で歌った曲のように出すな!発売前にアナウンスしろ!
②プロが金を取って売るものなんだから完璧な状態で売れ!レコーディングスケジュール調整できただろ!
③彼を除け者にするな!いてもいなくても同じような存在みたい
②と③は気持ちは分かるけどコロナ禍でスケジュール調整が普段より困難だっただろうし、
好きで除け者にしてるわけじゃないと思うから仕方ないかなと思う。
しかし①は死ぬほど同意する。
彼のファンはこれまで彼が歌ってると思って
「推しのパートどこだろ〜ここかな〜」と考えながら聴いていたと思うと本当にひどい。
全員で歌ってるとどう考えても思う曲で実は推しは欠席でしたーなんて詐欺もいいところだ。
私が地下アイドルと言われる人達を追っていた時、一番人気の子は個人仕事が忙しく来れるか分からないから「来れたら来ます」みたいな杜撰な運営のアナウンスだったけど、
さすがにCDは当たり前に全員参加だし、アナウンスなしに歌ってないメンバーがいるグループなんて聞いたことがない。
起きてしまったことだけど、体調不良でレコーディングできないメンバーが出た時点でどうすれば良かったのか、
自分なりに考えてみたので、こうすれば良かったと思った順に書いていく。
1.スケジュールを組み直しレコーディングする
これがもちろん最善の策だと思う。
コロナ禍で無ければそうしていただろう。
2.発売日を延期するが全員レコーディングする
発売日をずらすと各メディアや販売店への連絡やプロモーションスケジュールの組み直しなど
膨大なスタッフの仕事が発生し、負担が大きいので現実的ではない。
しかしファンは待っても完成した作品を望むと思う。
3.発売前に運営スタッフとメンバーからアナウンスする
これが一番現実的だと思う。
スタッフからは「至らない点がありスケジュール調整できず、お詫び申し上げます。ファンの方には悲しい思いをさせてしまいますがご了承ください」などコメントして
本人からはこれにプラス「ちゃんと歌った姿を見せるから待ってて」って言っておけば良かった。
それから配信ライブとかで歌えば、逆にレア感もあって少し感動的になったかもしれないのに。
4.徹底して隠蔽する
サイレント欠席の時点で胸糞だけど、今まで彼が歌ってないことに気付く人はほとんどいなかったのだから、
いっそのこと黙るなら黙ったままにしとけばまだよかったかも。
どんなことでもどうしようも無い現実があったりするし、知らぬが仏という言葉もある。
最後はこうすればよかったじゃなく、こうしちゃダメ。
5.徹底して隠蔽するが本人が雑誌でさらっと暴露
(現実)
もう最悪of最悪。
リリースからかなり経ったタイミングで雑誌でさりげなく暴露することで、
上記①〜③の批判が降り注ぐのはもちろん、
「全員で作り上げるのが当然な作品なのに公式サイトとか公の場で説明せずに何さらっと話すの?」
といった彼への批判も出てくる。
公表しないことを決めたのは運営だろうから、彼も思うところがあり暴露したのかもしれないけど、
これで運営からの当たりがキツくなる可能性だってある。
本当に誰も得しない不幸にしかならないバッドエンドだった。
これをもしファンの人が見たら
「これ以上騒いで事を大きくしないでください!」って言いそうだけど、
もう隠せないし逆に事を大きくして公式から何かしら説明してもらった方がいい。
願わくば彼のいう「レコーディングに参加できなかった」が
「正規レコーディングは無理だったけど個別で簡易的にやって僕の声も入ってるよ」
という意味でありますように…
本当に悲しい時推しに励まされることはない
プライベートなことだけど最近ピリピリを通り越してビリビリ、いやぐちゃぐちゃな空気に連日晒されていて
いい歳して感情を爆発させてしまった。(メンヘラだ…)
相手方はまたかと思っているかもしれない。
今更恥ずかしさと申し訳なさが出てきたけど
この時はどうしようもなく辛い、悲しい気持ちだった。
でもそんな気持ちながらも、推しのことを考えたら少し落ち着くのではと思い、
推しのことを考えてみた。
逆効果だった。
「どうせ推しは自分とはかけ離れた場所で生きている人間で、いつかは引退したり心に決めた人と幸せな家庭を築く。本人だってそう言ってる。
推しの人生に自分が関わることなんかない」
とか考えてしまいもう死にそうになった。
もちろん普段推しのパフォーマンス、トーク、いや顔を見るだけでも嬉しいし、元気になることもある。
でもそれって漠然と
「あーなんかやる気出ないなー」「なんか明日仕事行くのやだなー」くらいの気持ちの時にパワーをもらえるのかもしれない。
実際めちゃくちゃ悲しい、辛い時にパワーがもらえたって人どれくらいいるんだろう。
よく「ファンのみんなが辛い時に元気を与えたい」とアイドルは言うけれど、
本当に負の感情が昂ってる時は、推しのこともネガティブに考えてしまって、逆にどん底まで突き落とされた。
※あくまで私個人の見解・感想ですのでクレームはお受けできませんのでご了承下さい
現場の後に推しのすごさと自分を比べて憂鬱になる
最近はライブなどのアイドルの現場もオンラインになってきてるけど、
私はそういうオンライン現場も含め現場の後落ち込む。
もちろん楽しかったなーという気持ちもあるけど、それ以上に落ち込む。
ちなみにファンサされなかったとかかわいい同担にマウンティングされたとかではない。
「世の中にはすごい人たちがいるな。自分には本当になにもないな」と思ってしまう。
いや推しと比べる時点でおこがましいわ、とか
そもそも何万人っているその業界を目指してる人の上澄みなんだから当たり前だろと思うけど。
でもあの人達って何十曲って歌もダンスも覚えて、演出の段取りとかMCの流れとか諸々も覚えて、それって全部合わせたら何百何千って段取りだと思う。
さらにセルフプロディースの子達は衣装や演出も考えて、それをほぼノンストップで3時間くらいやって、準備期間中も雑誌やTVの仕事こなすわけで。
そして何より何千何万という会場のファンを飲み込む圧倒的パワー。
いくら仕事で、いくら選ばれた人達でもすごすぎる。
対して自分は得意なこと一つまともに答えられない。
仕事を始めた時は一花咲かせてやろうと思わなくもなかったけど、
実際仕事も人一倍擦り減らして働いてやっと足を引っ張らないくらい。
同じ人間なのになんだこの差は
でもこの悩みを以前匿名掲示板に書いたらすごく救われた一言が返ってきたからここに書いておく。
「普通の人が世の中を支えています」
ハッとした。
中川淳一郎氏の「内定童貞」という本の中で
「会社説明会に行くと『私は営業で全国一位になりました!』『入社数年でプロジェクトリーダーになり…』とかいう社員が登壇して聞いてる学生は『とても敵わない!』って圧倒されるけど、
心配しなくても会社は普通の社員やダメ社員が圧倒的に多くて、その人達は表に出てこないだけ」
と言ったような記述があったのを思い出した。
世の中ほとんどの人は普通の平凡な人間で、そういう人達で世の中が成り立っている。
そう思ったら現場後も少しだけ楽になれた。
でもやっぱり推しみたいな人ってすごいなーと思ってしまう。
だから所謂地下アイドルを推してる時は少し身近な感じで楽しかったけど、
別の意味で大変だった話はまた後日。