ヲタ活にしか本気になれないのが虚くなった件
先日、推しと初めてオンライン接触をしてきた。
それ自体はすごく楽しかったんだけど、終わった瞬間モヤモヤと虚しさが襲いかかってきた。
「私はなにをやってるんだ」という気持ちになってしまった。
おそらくリアル接触なら前後の雰囲気も楽しみつつ寄り道して帰ったり、周りのファンの雰囲気もワクワクさせる要素になるのでそんなことは起きない。
だけど、オンラインだと終わった瞬間に部屋に1人なのでネガティブなことを考えてしまう。
この時のために早起きしてシャワー浴びてメイクして髪セットして照明やカメラの角度調整してやり取りの内容考えて…
なんでこの情熱を仕事に回せないんだろうと勝手に落ち込んでしまった。
元々は仕事に熱中して役職者になろうとか、出世してやろうという気で入社した。
だけど要領が悪い自分はその気でも実際にはダメダメで、気付けば心身共に疲弊し潰れてしまった。
療養期間を経て復帰したけどその後は「やっぱり自分には分不相応な目標だった」とか
「よく考えるとそこまで目指したいものじゃなかった」とか気付いた以上に、仕事に熱意が湧かなく目標もなくなってしまった。
今も仕事に手を抜いてるわけではないつもりだし、やっててよかったと思う時もあるけど、心にぽっかり空白がある感じ。
それと自分の中で「仕事には全力で取り組まなくてはいけない」という強迫観念みたいなものがあるからか、今の自分に罪悪感がある。
でも別に仕事はそこそこにして趣味に没頭している人を否定しないし、むしろ素敵な生き方だなと思う。
だけど自分には罪悪感を感じる。
でも最近、まだヲタ活だけでもギラギラできてるだけ幸せなのかなと思えてきた。
ヲタク達を見ていると、本気のギラギラした目を感じる時があるし、なんならTwitterとかの画面越しにも感じる。
その気持ちは推しをもっと人気にしたい、認知されたい、繋がりたいとか様々だけど、私はそういう目つきが好きだったりする。
仕事だと分不相応な夢を見ると不幸になりがちだけど、追っかけの世界ってそういう「繋がりたい」とか「付き合いたい」とか叶わなそうな夢を見たって幸せでいられたりする。
もちろん借金とかして身を滅ぼしてる場合は別だけど。
何かにギラギラできるってないよりはなんでもいいからある方がいいのかな。
でもやっぱり自分を責めてしまうから仕事にも少しギラギラしたいな。