量産でもトレンド系でもない熟ヲタ

超ネガティブヲタクの脳内

現場の後に推しのすごさと自分を比べて憂鬱になる

最近はライブなどのアイドルの現場もオンラインになってきてるけど、

私はそういうオンライン現場も含め現場の後落ち込む。


もちろん楽しかったなーという気持ちもあるけど、それ以上に落ち込む。

ちなみにファンサされなかったとかかわいい同担にマウンティングされたとかではない。


「世の中にはすごい人たちがいるな。自分には本当になにもないな」と思ってしまう。


いや推しと比べる時点でおこがましいわ、とか

そもそも何万人っているその業界を目指してる人の上澄みなんだから当たり前だろと思うけど。


でもあの人達って何十曲って歌もダンスも覚えて、演出の段取りとかMCの流れとか諸々も覚えて、それって全部合わせたら何百何千って段取りだと思う。

さらにセルフプロディースの子達は衣装や演出も考えて、それをほぼノンストップで3時間くらいやって、準備期間中も雑誌やTVの仕事こなすわけで。


そして何より何千何万という会場のファンを飲み込む圧倒的パワー。



いくら仕事で、いくら選ばれた人達でもすごすぎる。


対して自分は得意なこと一つまともに答えられない。

仕事を始めた時は一花咲かせてやろうと思わなくもなかったけど、

実際仕事も人一倍擦り減らして働いてやっと足を引っ張らないくらい。



同じ人間なのになんだこの差は




でもこの悩みを以前匿名掲示板に書いたらすごく救われた一言が返ってきたからここに書いておく。


「普通の人が世の中を支えています」



ハッとした。


中川淳一郎氏の「内定童貞」という本の中で

会社説明会に行くと『私は営業で全国一位になりました!』『入社数年でプロジェクトリーダーになり…』とかいう社員が登壇して聞いてる学生は『とても敵わない!』って圧倒されるけど、

心配しなくても会社は普通の社員やダメ社員が圧倒的に多くて、その人達は表に出てこないだけ」

と言ったような記述があったのを思い出した。


世の中ほとんどの人は普通の平凡な人間で、そういう人達で世の中が成り立っている。




そう思ったら現場後も少しだけ楽になれた。



でもやっぱり推しみたいな人ってすごいなーと思ってしまう。



だから所謂地下アイドルを推してる時は少し身近な感じで楽しかったけど、

別の意味で大変だった話はまた後日。